バスに乗るなんて何年ぶりだろうか?10月27日、『森と住まいのバスツアー』に参加しました。バス学習?小学生の頃おやつ持ってはりきってバスに乗り込んだイメージが強くて思わず「おやつって300円以内?バナナはおやつ?」なーんて思い出し笑いをしてしまいました。朝9時に十勝支庁前から出発、大型施設を見学してから、浦幌の山(石井林業さん)に到着。大正年間に植林したカラマツをめざして林道をガッタンゴットン。お―車壊れるよ~と悪路を登ること一K半。そこには普段なかなか見ることのできない感動する世界が広がる。「気持ち~」思わず両手を伸ばし大きく深呼吸。絶対気のせいだけど、体の悪い箇所がスーと無くなる気がする単純な自分。こーんないい場所家族にも見せてあげたいな(ありがた迷惑?)と思いながら歩くこと20分、目の前に物凄くぶっといカラマツがしかも2本。実は幼少の頃からわりと街中で育った私は森林浴など初体験、こんな大きな木を見る事は無かったのです。しかもこのカラマツ、兄弟なんですって!根でつながってるとか。うっそ~と無知な私は思わず半信半疑。でも本当らしい、片方を伐採すると残りの方は生きていけないらしいですよ。この大きな兄弟を見て自分が物凄く小さな人間に思えて色んな意味で人生観変わりました(一時ですけど)。
この森は針葉樹だけでなくちゃんと広葉樹も植林されていて動物達にもいい環境なんです。秋に落葉して土になりその栄養がまた木、草を育てきちんとしたサイクルが守られています。きっと先代、先々代の石井さんは森はどうあるべきか、地球には何が必要なのか、利益だけじゃいけない、そんなことを考えながらこの森を守ってきたのでしょうね、感心しました。地球温暖化、そして地元の材料で建築、石井さんのような森がなければどちらも不可能でしょう。ど~ですか?皆さん一度このような場所に足をはこんでみては。